2026-02-14|バレンタインの憂鬱と、俺たちが選ぶ「最適解」

今日は2月14日。街はどこか浮き足立っているような気がする。
そう、今日はバレンタインデー。40代にもなると、この手のイベントには随分と疎くなるが・・・
コンビニの棚からデパートの催事場まで、チョコレート色の甘い空気が漂っている。

さて、俺たちのような男同士のカップルにとって、この日は少々複雑。
それは、どっちがどっちにあげるのか?

世間一般のノンケな枠組みをそのまま当てはめようとすると、

・タチ(攻め) → ウケ(受け)
・年下 → 年上

といったステレオタイプな図式が脳裏をよぎる。

だが、そんなことを真面目に考えること自体、ナンセンスだよな。
俺の結論はシンプルで、渡したい方が渡せばいい。

あるいは、もっと合理的な解として、「互いに何も渡さず、二人で旨い肉を食いに行く」。
チョコレートという物質の交換にこだわる必要などどこにもない。

互いが好む酒を酌み交わし、質の高い時間を共有する。
その方が、よほどエモーショナルで、かつコストパフォーマンスも高いと思わない?

それか、普段食べることのない高級スイーツ(チョコレートに限らず)を食べる、というのもいいな。
高級ブランドのチョコなんて、少なくとも俺は普段買わないし。笑

一方で、個人的にどうしても解せない……いや、正直に言えば億劫で仕方がないのが「会社での対応」だ。
これについては、セクシュアリティ関係なく、眉をひそめている方も多いんじゃないだろうか。

女性社員から渡される義理チョコ。
もちろん、感謝の気持ちとして受け取るのが大人のマナー。

だが、その瞬間に発生する「ホワイトデーにお返しをしなければならない」という見えない債務。これが正直重い。
しかも、なんとなく「男性側は倍返し、あるいはそれなりのセンスの良いものを」という暗黙のプレッシャーが漂うあの空気感。

・・・面倒くさい(笑)。

業務効率化だ、DXだ、AIによる生産性向上だと叫ばれているビジネスの現場で、この旧態依然とした儀礼は必要なんだろうか。(まぁ、日頃の感謝の気持ちを伝えあう機会と前向きに捉えられなくもないが)

個人的には、めちゃくちゃ冷静というか冷たい見方かもしれないが、これは巨大なマーケティングシステムによる「バグ」のようなものだと思っている。

「感謝を伝える」という美しい名目の下、俺たちは無自覚に消費行動へと駆り立てられている。
少なくとも義理で渡すようなレベルのプレゼントは、もっと別の、例えば自分の筋肉を育てるためのプロテインや、週末のサウナ代、あるいはパートナーとのディナーに充てた方がいい。

今年のバレンタイン、俺の予定?
トレーナーに「絞り期間中なんで」と言い訳をして、義理で配られる甘味は丁重にお断りするつもりだ。
その代わり、行きつけの居酒屋で熱燗でもやりながら、刺身をつつく。
色気も何もないが、それが今の俺にとっての「最適解」だ。

世間の狂騒や周囲の圧力に踊らされず、自分自身の心地よさを最優先にする。
それが、酸いも甘いも噛み分けた40代の流儀ってもんだろ。

Happy Valentine’s Day.

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