2月も後半戦に突入。窓の外の空気はまだ冷たいが、風の中にはほんの少しだけ春の気配(花粉)が混ざり始めているような気がする今日この頃。今日から三連休だ。みんなは何か予定を入れているだろうか。
俺はと言うと、この2月はとにかく仕事が忙しくて、正直なところまだ完全に落ち着いたわけではない。PCを開けばタスクの山。チャットの未読バッジの赤い数字を想像するだけで、胃のあたりが少し重くなる。
しかし、だからこそ決めたのだ。
この連休くらいは、物理的にも精神的にも仕事から完全に切り離して、思い切り楽しんでやろうと。
昨夜のうちに、仕事用のチャットアプリの通知は全てミュート。
これは大人の意地というか、自分の心を守るための防衛戦でもある。
具体的に何をするかと言えば、ちょっと近場の温泉旅行に出かけることにした。
飛行機に乗って南の島へ、なんて大げさなものではない。
車や電車でふらっと行ける距離、生活圏から少しだけ外れた場所だ。
それでも、見慣れたビル群やいつものスーパー、行きつけのジム、そしてPCなどの仕事道具から離れるだけで、普段は得られない非日常感を味わうことができる。
年齢を重ねて40代という坂道を登っていると、遠出をすること自体が少し億劫になることもある。
若い頃なら夜行バスで弾丸ツアーなんてことも平気でこなせたが、今の俺のガチムチな(単にデブな)体には、長時間の移動はじわじわと腰にくる(こちら)。近場の温泉という選択は、心身のリカバリーにおいて非常に理にかなっている。
宿に到着し、部屋に通された瞬間にフワッと香る畳のいぐさの匂い。これだけで、肩に入っていた余計な力がスッと抜けていく。温泉特有の硫黄の匂い、少し熱めのお湯に肩までじっくり浸かった瞬間の「ふぅ…」という、魂の底から漏れ出るようなため息。サウナと水風呂の往復で得られる「ととのう」感。情報過多な現代社会において、今の俺が最も求めているデトックス。
本当のことを言えば、頭の片隅には「あの案件、連休明けにすぐレスしないとマズいな」とか「あの資料、AIを使ってもう少しスマートに要約・ブラッシュアップできたはずだ」といった仕事の残像がちらついている。
しかし、この連休はあえてそこに頑丈な蓋をする。24時間365日、仕事のことばかり考えていては、いずれ心か体のどちらかが確実に悲鳴を上げる。
俺は基本仕事が好きで、最近はAIを使った自動化ツールの作成に精を出している。
だが、そういったデジタルで論理的な世界にばかり浸かっていると、どうしても人間としての「余白」が失われていくような気がする。
時にはシステムから完全にログアウトして、アナログで不完全な温度感に触れる時間を持つのもいい。普段の仕事とは全く違う体験――例えば、都会の喧騒を忘れてただ自然に耳を澄ませたり、地元の見知らぬ食材で作られた素朴だが滋味深い料理をゆっくりと味わったり――をすることも、人生において大切だ。
そうやって自分自身の器を丁寧にメンテナンスし、満たしてこそ、また次の日からタフで理不尽な現実と笑顔で向き合えるというものだ。
もし今、俺と同じように仕事に追われて息苦しさを感じている人がいるなら、どうかこの連休は、少しでもいいから「自分だけの時間」を作ってみてほしい。いつもとは違う道を散歩してカフェに寄ってみたり、見たことのない映画やドラマを見てみたり。
というわけで、俺はこれから温泉の熱いお湯とお酒(もちろん適量にとどめるつもりだが、自信はない 笑)を存分に堪能してくる。たまには自分を思い切り甘やかす週末があってもいいだろう。
みんなも、それぞれの場所で、素晴らしい休日を過ごしてくれよな!


